今まで様々な節約を行ってきましたが、固定費の節約の中でやって良かったこと5選をお伝えします。皆様の節約の参考となれば幸いです。
格安SIMへの変更
元々大手キャリアの携帯を使っており月々の料金は8,000円~10,000円程度でした。その後、UQモバイルに切り替え、2,000円~3,000円程度となりました。ただし、当時私が選択していたプランがデータ容量制限が3GBであり、容量が足りなくなることがありました。また、通話料が都度かかるプランであり、長電話をした際に料金が跳ね上がることがありました。そのため、通信料が高容量かつ安価であり、通話料無料の楽天モバイルに変更しました。通話料無料のため、月々の料金変動もほとんどなく毎月2200円程度となっています。
現在様々な会社が安価なサービスを提供しています。大半が4,000円以下のサービスですので、携帯料金が高い方はぜひ検討してみてください。
保険の見直し
元々医療保険、生命保険に合計1万円ほど加入していました。当時は高額療養費制度や遺族年金等のことを全く把握しておらず、保険会社の営業マンに言われるがまま加入していました。その後、それらの制度を勉強し、公的制度内でも大きな保障を受けられることを知りました。医療保険については自分の貯蓄額も踏まえて不要と判断し、すべて解約しました。生命保険については、遺族年金、貯蓄額、子供の年齢等を考慮し、「保険料:1,030円/月、死亡時の給付額:50,000円/月(55歳まで)」という収入保障保険に変更しました。
結果、月々の保険料は合計1,030円まで抑えることができました。その後、資産形成に励み、資産も4,000万円近く貯まったため、2024年5月にこちらも解約しました。現在は民間保険への支払いは0円となります。
ネット回線の変更
ネット回線についてはどの会社を選んでもそこまで料金の差はないと思っています。ただし、多くの会社でキャッシュバックや1年間無料等の還元がありますので、契約期間が満了したら変更するのがおすすめです。例えば、2年契約で30,000円のキャッシュバックがあれば、1カ月あたりに換算すると1,200円程度の節約になります。
あとは携帯電話等自分が使用している他のサービスとの組み合わせによる値下げを考慮しても良いと思います。私は楽天経済圏を使用しており、楽天市場で月に5万円程度の買い物をします。楽天ひかりに加入すると楽天市場のポイントが2%追加で獲得できるようになりますので、5万円×2%=1,000円 程度お得になります。
なお、そもそも携帯電話のテザリング等で事足りるのであればネット回線を契約しないことが一番だと思います。ネット回線に4,000円~5,000円払っているのであればそれが丸々浮くことになります。また楽天が例となってしまい申し訳ありませんが、楽天最強プランであればパケット無制限で月額3,278円(税込)です。ひかり回線などと比べるとスピードは遅いですが、選択肢の1つになると思います。
電力会社の変更
私は東京電力→エルピオでんき→ソフトバンクでんき→東京ガスという形で変更してきました。
東京電力→エルピオでんきへの変更で月に1,000円~2,000円程度安くなったのですが、燃料費高騰に伴いエルピオでんきが電力事業を撤退(現在は再参入済み)し、強制的に電力会社変更となりました。その際、ソフトバンクでんきを選択しましたが、燃料調整費の上限等を考慮し、東京ガスに変更しました。
以前は「東京電力から新電力会社に切り替えれば安くなるから良い」と言われていましたが、燃料調整費の関係などもあり、現状はそう簡単な話ではないです。あまりこだわりすぎる必要はないと思いますが、電気料金の仕組みを理解し必要に応じた変更が必要です。
「ややこしいのは勘弁」、「多少高くても安定した料金としたい」というのであれば、東京電力にするのも手だと思います。(東京電力が大幅値上げする場合は、他社も値上げする可能性が高いですし、ニュースになる可能性も高いです。ニュースになった際に改めて検討することもできます。)
車を持たない
私は車を保有していません。首都圏の駅近(駅まで徒歩5分)に住んでおり、スーパー、病院など必要施設が徒歩圏内にあるからです。車が必要な場合はカーシェア等を使用しています。
200万円の車を10年乗った場合、1年あたりに換算すると200万円÷10年÷12カ月=1.7万円ほどかかることになります。さらに駐車場代、車検代、保険代等の維持費もかかります。
また、車を使用しないとその分徒歩での移動も増えて健康的です。
もちろん地域特性で車を持たざるを得ないなどの事情がある方もいらっしゃると思いますが、車をもたないことでの節約効果は非常に大きいです。
まとめ
これらの実践で私は月に5万円以上節約することができました。月5万円を30年間、年利5%で運用できた場合、30年後は4,162万円になります。人によって状況は違うと思いますが、参考にしていただき、ぜひ固定費の見直しを行ってみてください。
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