資産形成の進め方(家計管理・節約編)

節約

これまであの手、この手で資産形成を進め、現在は資産が約4,000万円に達しました。
その達成において最も重要だったことは、家計管理、節約を徹底したことだと思います。
この記事では資産形成の進め方として家計管理、節約について解説します。以下7ステップをこなすことで着実に資産形成が進むと思いますので参考としてみてください。

ステップ① 家計簿をつける

資産形成にあたって最初に実施すべきことは支出のコントロールです。いくら多く稼いだとしてもその分使ってしまっていてはいつまで経ってもお金は貯まりません。
支出をコントロールするためにはまずは現状の支出を把握する必要があり、そのために実施すべきことが家計簿をつけることです。家計簿をつけるにあたってはスマホアプリを使用するのがおすすめです。マネーフォワードなどクレジットカードの支払いを自動で家計簿化してくれるアプリもありますので、アプリを活用するなどして、まずは3カ月程度家計簿をつけてみましょう。3カ月程度つければ現状の支出額や傾向が分かってきます。

ステップ② 固定費の見直し

家計簿をつけることで現状の支出を把握できました。次に実施すべきことは固定費の見直しです。
格安携帯への変更、保険の見直し、ネット回線の変更、引っ越し(家賃の見直し)など実施してみてください。固定費は、最初見直す際は手間がかかりますが、一度見直してしまえば、その後は手間がかからず、支出を抑えることができます。
私がやってよかった固定の節約についても以下記事で記載していますので、参考としてみてください
・過去記事「やって良かった節約(固定費編)」

ステップ③ 変動費の見直し

次に実施すべきことは変動費の見直しです。食費、日用品費、交際費等の見直しを行って下さい。
固定費よりも手間や労力はかかりますが、減らすことによる資産への影響は大きいです。
収入が額面で1万円増えたとしても社会保険料、所得税、住民税などが差し引かれるため、手取りは8,000円にも満たないです(その人の年収にもよりますが)。さらにその8,000円を使う際にも消費税がかかるため、買えるものは7,200円ほどです。逆に言うと支出を7,200円削減できた場合、収入を1万円アップできたということに等しいといえます。
私がやってよかった変動費の節約について、以下記事で記載していますので、参考としてみてください。
・過去記事「やって良かった節約(変動費編)」

ステップ④ 年間予算、月額予算の策定

家計簿をつけることで自分がどのようなものにどれくらいのお金を使っているか把握できました。
また、固定費、変動費を見直すことでその支出を小さくすることができました。次はその小さくなった支出をもとに月額の予算額、年間の予算額を決めます。
まずは毎月かかる費用をもとに月額予算をたてます。
【毎月かかる費用例】
家賃、光熱費、食費、日用品費等
次に毎月はかからないが年間で発生する費用を加算し、年間予算を立てます。
【毎月はかからないが年間でかかる費用例】
旅行、固定資産税、お祝い代(結婚式費用等)等

ステップ⑤ ④の予算内に収まるよう支出をコントロールする

予算ができたらその予算内で支出が収まるよう努力しましょう。
例えば、「今月は食費の予算がオーバーしそうだから外食を控える」、「今年は2回旅行に行く予定だったが、1回目で多く費用を使ってしまったから2回目は安く抑える」等です。また、今までやってこなかった新たな節約手段がないか探すことも重要です。

ステップ⑥ 実績振り返り

⑤を実行して1年経ったら、その実績を振り返りましょう。予算目標は達成できたか、予算をオーバーした項目・予算を下回った項目は何か、もっと支出を抑えられる項目はないか等確認、分析してください。

ステップ⑦ ④~⑥を繰り返す

あとはひたすら④~⑥を繰り返し、ブラッシュアップしていくだけです。
PDCAサイクルを回すようなものです。

まとめ

以上の7ステップを繰り返せばきっと資産形成は上手くいくはずです。
実施期間については以下を目安として実行してみてください。最半年~1年程度で現状分析と根本的な支出見直しを行い、その後は予算立て・実行・反省・改善を繰り返していくイメージです。
ステップ①:3カ月
ステップ②、③:ステップ②の後、3カ月~半年
ステップ④以降:その後ずっと(1年単位でサイクルを回す)

皆様の資産形成の一助となれば幸いです。

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